抜髄(むし歯が深く、神経を初めてとる治療)

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真ん中に写っている歯は下の大臼歯(前から6番目の歯)です。歯の中央にある黒い部分が歯の神経の入っている空洞です。(歯髄腔)黒い部分が上の白い部分とつながっており、むし歯が深いことを示しています。

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残念ながら神経にむし歯の菌が入り込み、感染が始まっていたので、神経をとり、根の治療(根管治療)をしました。最終的な薬をつめる(根管充填)の前に造影剤を入れて神経の管の長さや形を確認しています。横長にうつっている白いものはラバーダムを歯につけるためのリングです。(クランプ)

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最終的な根の薬を詰め終わりました。(根管充填)4つの神経の管(根管)全てに薬がしっかりと詰まりました。根が少しカーブしていますが、それにあわせて薬の形もカーブしているので、しっかり詰まっていることがわかります。